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<レポート>地域のしごとギャザリング2019

「7年前、夫が他界し、人生はモノクロになった。
3万円ビジネス講座に参加して、人生に色が戻ってきた。」
花巻市のなべちゃん70歳

「お金がなくてもできる。スーパーマンがいなくてもできる!」
えなナリワイプロジェクト太田礼子さん

3biz(サンビズ)=月3万円ビジネス

新潟、長野、岐阜、埼玉などから、3biz、ナリワイ実践者が、東京・神保町に集い、それぞれの体験を語る「地域のしごとギャザリング2019」を行ないました。

東京での実施にもかかわらず、山形県内からは11名が駆けつけ、以下3名が堂々とプレゼンしました。

ホスピタル・ハート・アクトの五十嵐淳子さん(動画プレゼン)
*ナリワイマネジメント研究会の田中恭子さん
*最上(もがみ)なりわひ芽から樹の坂本静香さん

 

去年に引き続き、萩原なつこ先生(社会学者・立教大学教授)の言葉に、大きな希望をもらいました。
(キーワード)

✓経団連は「終身雇用はできない」と名言。これからは複数の顔を持つ時代。
✓「JOBキャリア」と「ソーシャル・キャリア」
✓人生の標準モデルはない。
✓自立(経済的/生活/社会的/精神的)とは相手と共存できること
✓主婦は、最高のマネージャー
✓60%で走り出せ!(鈍行列車でいい)
✓根拠はあとからついてくる。
✓選択とは将来と向き合うこと、判断すること。
✓「選択肢がない」=自由を奪わられる。
✓偶然をチャンスに変える。
✓幸運を創り出すために行動する。
✓失敗をくりかえすと夢と現実のギャップが見えてくる。ギャップが見えたらうめればいい。
✓趣味は特技に変化する。

 

私たちの応援団長 草加市役所 高橋浩志郎さん

*今は、「行政マンらしくないね」が褒め言葉だけれど、「行政だからできること」を本気でやってこの動きを応援しよう。
そして、「行政マンらしいね」が褒め言葉になるように。
行政は本気になればルールを変えられる。
3bizを応援する理由づけもエビデンスもある、自身を持って3biz講座はじめよう。

 

この動きははじまりは、埼玉で「わたしたちの月3万円ビジネス」をはじめた矢口真紀さんとわたしが2015年に出会ったことからはじまります。

それぞれの悩みを電話で話すうちに、「じゃ、とりあえず埼玉の3biz実践者と鶴岡の実践者で会ってみようか」とノリと勢いで2017年、那須の非電化工房に集いました。それが最高に楽しくて、「じゃ次は試しに東京でやってみようか」と、2018は東京開催。1週間で60名集まり勢いは止まらず、どんどん広がっていきます。

女性を中心とする小さな起業が、自分を取り戻し、結果、まちも元気になることを、わたしたちは、埼玉と鶴岡の活動で明らかにしました。

わたしたちはこの動きを全国に広げるため『わたしごとJAPAN』を設立します。
「わたしのしごと」が、気づいたら、地域の課題も「わたしごと」になっている。それを日本全国に広げていきます。

わたしのしごと、わたしごと
まちのことまで、わたしごと

わたしごと
JAPAN

ヒエラルキー型の組織ではなく、レオ=レオニの「スイミー」のように、全国で動いている小さな点がゆるやかに集まって、それぞれの得意を発揮しながら、楽しく!軽やかに新しい生き方・働き方をつくり出していきます。

「わたしごとJAPAN」のFacebookは、まもなくオープンします。乞うご期待ください。


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