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<ナリワイインタビュー チャレンジ編>no.24 五十嵐淳子さん 後編

体力がなかなか戻らないなか、自分が社会にできることにアクションを起こし続けてきた淳子さん。後編は、その淳子さんが、ナリワイプロジェクトに出会って仲間を得ていった今どう感じているかを伺いました。
(前編はこちら)

自宅で自分ができる仕事を模索する日々

「自分ができることは何か」を模索し続けた淳子さんは、英語を家庭で教えることのできる民間資格を取得します。ちょうど、知り合いから中学生に英語を教えて欲しいという話も舞い込み、マンツーマンで毎週英語を教えていました。

「元々、ESLの先生になりたかったので、英語教室を開きたいという想いがありました。こちらの体の事情を分かってくれて、それでも希望してくれる生徒さんがいたので、英語を教えていました」

また、淳子さんは鶴岡市内で、多読(※)教室のチラシを見かけます。

「高校受験のための塾なのですが、当時は不登校のお子さんを受け入れたり、塾の生徒さんに多読本の貸し 出しをされていたりしていて、そこにメールを送って、以前から興味を持っていた多読をさせてもらえることになりました。通っているうちに、蔵書整理の仕事を頼まれたり、多読を教えてみないかと声をかけて頂い て、中学生に多読を教えていたりしました」

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※多読について詳しくはこちら

蔵書整理の仕事をしている間、小学校で英語を教える資格を取り、多読を教えた後は、妹の紹介でボランティアで小学校に英語授業のお手伝いに行っていた淳子さん。そんな中、図書館でナリワイプロジェクトのチラシと出会います。

ナリワイとの出会い

「私は、自宅で何かできないかと商工会議所が主催する『創業塾』にも参加していました。その時に、今回のナリワイで考えたホスピタブルグッズのお店を思い付きました。 自宅療養中・又は入院時、ちょっと元気が出るものが欲しかった。気持ちを明るくしてくれるような。そういうものがあったら少しでも病を忘れることができると思っていました。ただ、創業塾は、私にはハードルが高かったので、ナリワイの月3万円 ビジネスを見た時に、これならできるんじゃないかと思ったんです」
術後、体力が戻らず辛かった時期に、周りの友人に話を聞いてもらえて楽になった経験から、そのお返しがカウンセリングでできたらと考えていた淳子さんは、10年ほど前に、セルフカウンセリングを学びました。

「私が、誰かの心の状態を良くすることが出来るのであれば、それを提供したい。その手法としてカウンセ リングを使ったナリワイにチャレンジしてみたい。それで実践道場に参加しました」

ナリワイに参加してみて

ナリワイに参加して、素敵な仲間ができたこと。仲間が、みんな自分らしく生きているので、私自身、自分 らしく生きるってどういうことなのだろうと考えるいいきっかけになりました。参加してみたら、一般企業に勤めていたとしても優秀な方々が、あえて起業を選んで参加しているんだなと感 じました。私としては、障碍者や難病患者さん向けの社会人スキルを学べる起業支援のサポートが、この社会にあったらいいなと思いました。

Hospital Heart Act

ナリワイに参加する前から、私もトランスパレントペーパーで療養中に星や花を作っていたので、五十嵐有紀子さんのカラフルちぎり絵を拝見した時、それをキットにしているなんてすごいなと思いました。入院中にも、折り紙を教えてくれる方がいて、病室内でにわかに折り紙教室が始まって、できる範囲で折り紙を楽 しめる時間があって、そういうのが良かったのを思い出しました。その折り紙の様に、有紀子さんの作品も、医療機関などに向けて提案していけるのではないかと思って情報交換していました。(Hospital Heart Actに関して詳しくはこちら)

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荘内病院NICU入り口に飾られたトランスパレント

ナリワイ仲間で、絵を描いたりしている菅原明香さん、稲田瑛乃さん    にも、今流行りの線量の多い「大人のぬり絵」 ではなく、比較的体に負担の少ないステキなぬり絵をと、お声がけし、プロジェクトとして動き始めています。

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薬局に飾られているホスピタルアート

今後の展望自分のナリワイとして、カウンセリングのお客さんを増やしていきたいと思っています。ブログで発信しなが ら、最終的には全国に向けて、難病の患者さん含め、様々な方向けにカウンセリングを提供していきたいと 思っています。ホスピタルアートの方も、日本調剤薬局3店舗で、有紀子さんや明香さんが作った作品の展 示も始まりこれからが楽しみです

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ホスピタルアートメンバー

ナリワイをしてみたい人へのメッセージ

健康で体力がある方なら、よりチャレンジしやすいのではないかと思います。人間のDNAは、分かってない 部分が90%以上あるそうです。眠っているDNAがあるとしたら、それらが目覚めるきっかけになりうる場所がナリワイかなと感じています。それと、私はずっと試行錯誤で生きてきて、カウンセリングをやってみよ うと想いを固めた後も、自分のやりたいことを「想い掘り下げワークショップ」などで何回も書くことで、 更に気持ちも固まっていく感じがしました。

中間発表会、成果報告会で、発表の場があったり、こうしてインタビューをして頂く中で、更に考えを深める 機会を作ってもらえてモチベーションが上がってくる仕組みが素敵だと思いました。

インタビューを終えて

病気になった時、年を取った時、人間、強くて元気な時もあれば弱くて元気が出ない時もある。私自身、2017年早々療養生活を送らざるを得なくなってしまい、淳子さんの「自宅療養中、ちょっと元気が出るものが欲しかった。気持ちを明るくしてくれるような」という言葉が響きました。いざという時で無ければ、他人事だったことを身近に感じ、淳子さんの活動の重要性を今、ひしひしと感じています。(ライター:はしもと蕗)

※ライターへのインタビュー・記事・原稿のご依頼は「はしもと蕗」huki1222@gmail.comへお願い致します。


五十嵐淳子さん 40代 鶴岡市出身・在住 ご両親と3人暮らし

星壺カウンセリング(ブログ)
http://starpot339.exblog.jp
Hospital Heart Act FBページ
https://www.facebook.com/HospitalHeartAct/?pnref=story

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